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かかりつけの歯科医を持つということ

かかりつけ歯科医を持つ安心感

かかりつけのお医者さんであれば、それまでの病歴などもカルテとして保存されており、普段の健康状態についても熟知していてくれます。
ちょっとした体調の変化などに対してもアンテナをめぐらしているため、もしも病気の予兆がみられた場合、早期に発見し、治療にかかることが可能です。
かかりつけの歯医者さんも同様です。
初診の時にレントゲン写真を取ることもあるので、歯の表面から内部の状態について熟知していてくれます。
そのため、突然の痛みなどについても、その原因がどこから来ているものなのかを総合的に判断することが可能なのです。
口腔内の不調を早期発見することができれば、治療にかかる期間や費用の低減につなげることができることでしょう。

歯を長く健康に保つことができる

高齢になって歯の残存数が多い方ほど身体も健康で、痴呆症の発症も少ないということが研究で分かってきています。
口腔内の健康状態を継続的に管理してくれるかかりつけ歯科医がいることで、虫歯や歯周病などの早期発見と治療が可能です。
そうすれば、高齢になるまで歯を残すことが出来たり、失った歯を補う治療などを行うことができます。
また、要介護になった場合、通院することが困難になる方も多いです。
在宅療養を行っている要介護者の方で、義歯の不具合や虫歯、歯周病等の治療を我慢してしまうと、身体の健康にも支障をきたすこともあります。
かかりつけ歯科医は、在宅歯科医療を行うことによって、こうした社会的弱者を支える役割も担っているのです。


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